しまなみ海道のラストは愛媛県今治。
前回松山で食べたかき氷がめちゃくちゃ美味しくて(記事はこちら)
絶対に行きたいと思っていたら、なんとその日は休業日。
ややゴーラーの私としてはどこかでかき氷を食べねば!と調べてみたら、
なんと今治にはかき氷の名店が2つもあることが判明。
NIKKEIかき氷ランキング西日本1位のお店。
一番人気のイチゴミルク&いよかんミルク
イチゴの果肉とつぶつぶ感のある自家製濃厚シロップ
練乳が少しばかり甘かったけれど柔らかい口当たりで美味しかった~
通常はかなり並ぶようですが、この日は大雨で寒かったので空いてました。
今治からさらに車で走って松山の道後温泉へ。(以前の道後温泉の記事はこちら)
道後温泉本館は現在修復中(来年7月まで)
全体がポップアートの幕で包まれたちょっと異様な空間になっていました。
私が結婚して初めて松山を訪れた頃の道後温泉街はかなり閑散としていましたが、
今はたくさんのお店が並ぶ活気のあるお洒落な温泉街になっています。
今回はゆっくり回る時間が全くなかったのですが、このアートだけは外せないと
いうことで見に行ってきました。
蜷川実花氏のカラフルな花の写真約230点を中庭に敷き詰めたインスタレーション。
道後オンセナート2022の作品の一つで、2024年2月末まで展示されているそうです。
話は変わりますが…
P。のお祖母様(今回亡くなった義母の母)は100歳近くまで日本画を描かれていた
超人的な方で、たくさんの作品の中から大きな50号サイズのものの一部を
譲り受けて下さった愛媛新聞社に御挨拶に伺い、気さくな社長さんと
愛媛県松山の現在や未来等についてお話しさせて頂き、いい経験となりました。
翌日、義母の四十九日法要の為に宇和島のお寺に向かわなければいけないのですが…
早朝起きたら、大雨で高速道路は通行止め、JRは運休
濁流で茶色になった川を横目に見ながら、レンタカーでひたすら走りました。
もう少しでも水嵩が増してきたら、道路に水が流れ込んできそうで恐ろしかった。。
宇和島までは高速道路なら約1時間くらいで着くところ、随分時間がかかりましたが、
なんとか宇和島のお寺に到着して、義姉夫婦、義兄夫婦と合流。
無事に法要を終えることが出来てよかったです。
法要後のお食事は、宇和島の郷土料理のお店かどやで。
ふくめん、フカの湯ざらし、じゃこ天、さつま汁、鯛めしなど。。
宇和島の鯛めしは、醤油ベースのだし汁と卵にからませた鯛の刺身を
ごはんにかけて味わう漁師料理。
食事のあとは、今度は九州に渡る為に車を飛ばして佐多岬へ。
伊方の三崎港から国道九四フェリーに乗って70分、佐賀関(別府)へ向かいました。
そして夕方17時過ぎに、別府温泉へ到着。
お宿は、上人ケ浜温泉AMANE RESORT SEIKAI(晴海)
ラウンジのアジアンリゾートのような雰囲気に魅かれて。
ラウンジの外に出ると別府湾が目の前に広がり、インフィニティプールに
浮かぶようなボックス席のソファがいくつもあり、ここで朝に晩に
コーヒーを飲むのが気持ちよかった~
部屋に入ったら、大雨が過ぎ去って虹が出ていました。
私達は部屋でこの虹を見て綺麗ね~なんて言っていたけれど、間近で畑が水没していたり、あの濁流で被害は出なかったのかと心配でした。
このホテルは3棟からなっていて、順々にリノベーションしているようでした。
ラウンジや朝日が昇るのを見ることが出来た露天風呂、レストランは新しくて
すごく気持ちがよかったけれど、私達が泊まったお部屋はリノベーション前の
棟だったので、インテリア的にはちょっと…って感じでした
でも部屋付の露天風呂は目の前に別府湾が広がる素晴らしい眺めで、
海鮮料理えいたろうは新鮮な海の幸いっぱいのお食事で美味しかったです。
別府温泉といえば地獄めぐり。
私は子供の頃に家族で九州旅行をした時に全地獄めぐりしたけれど、
未経験のP。の為に翌日は一つだけ1番地獄らしい地獄へ行ってみました。
血の池地獄
奈良時代に編纂された書「赤湯泉」と記された1300年以上前から存在する
日本最古の天然地獄
最後には明礬温泉で地獄蒸しプリンを食べてから、大分空港に向かいました。
この日はうそのような快晴だったのですが、午前中の便はすべて霧?強風?で
欠航だったそうで、私達の午後一の飛行機もどうなるか心配でしたが、
なんとか無事に帰ることが出来てよかったです。
大雨強風の中、中国地方の尾道からしまなみ海道を渡り、
四国の愛媛県今治、松山、宇和島を回り、九州の別府温泉までの2泊3日、
随分長距離を走りました。
義母の法要が無事に終わって少しほっとしましたが、あと色々やることは
残っているんですよね。。
お義姉さん、色々な手配ありがとうございました。